山手線で心肺停止になってしまった熊本実加さんが社会復帰するまでの道のりを書いています。漫画が多めなのですいすい読めます。
冠攣縮性狭心症で倒れた熊本さんですが駅員さん達の見事な対応により命がつながります。
低酸素脳症による高次脳機能障害になってしまい幻聴や妄想に苦しめられるもリハビリで確実に回復している様子は清々しいです。
新型コロナウイルスによるコロナ禍で通院リハビリが一時的に中止になってしまったり、自宅で胸が痛みニトログリセリンを飲むも痛みは治まらず処置を受けたり、痛みの原因は胆泥、胆砂と伝えられたりとトラブルは続きます。
飼っていた三匹の猫たちも「猫互助会」を結成していた事によりバッチリ対応していて素晴らしいと思いました。猫や犬などと暮らしている人はどうしてもペットが後回しになってしまいがちですがすぐにメンバーが助けていて感心。
在宅リハビリをしながらも救命講習を受け、社会に恩返しをしようとする前向きな熊本さんを応援したくなりました。
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山手線で心肺停止!アラフィフ医療ライターが伝える予兆から社会復帰までのすべて
著者 熊本美加
漫画 上野りゅうじん
発行者 鈴木章一
発行所 株式会社講談社
2022年6月20日第1刷発行
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