グレースとロッキーのやり取りが続き、今後の地球の運命が気になるところで上巻が終わっていたので下巻も一気読みできました。下巻のグレースも上巻に続き火傷をしたり痛い思いをしています。
グレースも優秀ですがロッキーも相当優秀です。グレースの望むものをほとんど苦も無く作成できるロッキーのレベルの高さに驚かされます。
記憶をなくしていたグレースはだんだん過去の記憶を思い出してきますが決して望んで旅立ったというわけではないことがわかります。なんとなくお人よし感があったグレースなので驚きました。
最後、グレースはロッキーの故郷にて生活を始めますが、食べ物がないため壊血病や脚気、栄養失調など体調不良に陥ります。ここで食糧問題の解決が意外な方法で解決していて安心しました。
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プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
著者 アンディ・ウィアー
訳者 小野田和子
発行者 早川浩
発行所 株式会社早川書房
2021年12月25日初版発行
2022年5月15日6版発行
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