主人公は小学生の涼。友達の星太、理絵などから「涼には超能力がある」と言われ魔法クラブに誘われます。
涼のクラスメートに転校生の千晴がいます。千晴は母が入院し(病名不明)、食事を作ったり保育園の弟の面倒を見たりと多忙な生活をしています。主婦のような生活をしている千晴を渚、藍、ノンコの三人組はからかいつついじめているのが涼は気になっています。
千晴をいじめる意地悪な渚に「罰をあたえてください」と涼が念じた所、渚はオートバイと交通事故を起こします。渚は軽い脳しんとう、オートバイの青年はかすり傷と命にかかわる事故ではなかったのですが「ぼくが念じたからだ」と苦しみます。
そんな時にやってきたかぎばあさんが超能力を否定した事により涼は救われます。かぎばあさんが超能力を持っているような雰囲気なので超能力を否定したのはかなり驚きました。
渚と千晴は最後には仲良くなってホッとしました。
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かぎばあさんの魔法クラブ
作 手島悠介
絵 岡本颯子
発行者 岩崎弘明
発行所 株式会社岩崎書店
1996年6月10日第1刷発行
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