かぎばあさんシリーズ12作目です。
主人公は知也。知也のクラスで「貝がらの親切運動26」がはじまり、知也が親切にする相手がカンボジア難民の男の子「ミントン」だった事から智也がいろいろ考えるお話。
貝がらの親切運動とは、貝がらの中に名前を入れて、その貝を取った人が中に入っている名前の人に親切をするとう運動です。
親切ってわざわざ○○さんと決めてするものではないと思うのでこの貝がらの親切運動はあまり良くないシステムな気がします。
知也のママは看護婦(看護師)で、ミントンの母が病気(病名不明)で入院していた時に親切にしてくれた事をミントンは感謝しており、そのことを手紙で受け取り知也は嬉しくなります。
かぎばあさんはそっと知也に寄り添いお料理等を作ります。相変わらず料理上手でベトナム料理がとても美味しそうでした。
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親切キップだかぎばあさん
作 手島悠介
絵 岡本颯子
発行者 大川松利
発行所 株式会社岩崎書店
1992年12月10日第1刷発行
1993年3月10日第3刷発行
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