タイトルの「先生、ぼくの病気いつ治るの」は筋ジストロフィーのK君からの質問です。質問を受けた先生は回答に悩んでしまうところが生々しいです。
筋ジストロフィーだけではなく、カリエス、心身障害など重めの障害を持つ人と深い付き合いをしている先生なので話に現実味があります。
ベットスクールができた流れやボランティア、リサイクルへの取り組みなども真剣に取り組んでいて好感を持てました。
映画の「ぼくのなかの夜と朝」の撮影の話が書かれていて見れた人が羨ましくなりました。
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先生、ぼくの病気いつ治るの 障害者と生きて四十年
著者 近藤文雄
発行者 嶋中鵬二
発行所 中央公論社
1996年11月10日初版発行
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