春山満さんの書いた良い時間の過ごし方に特化した本です。
老後の生活に関心のある人にもお勧めできます。
日本の介護の現状がいかに貧弱か、いかに海外が進んでいるか、という事がかなり書かれているので読んでいて辛くなりました…
日本も結構頑張っているとは思うのですが海外と比べるとまだ駄目な部分が多い様子。
アメリカ・デンマーク・フランス・イギリス・オーストラリアの介護の現状が書かれていますがさすがに海外は進んでいるといった印象。
日本の老人が特別養護老人ホームに入った後の悲惨な状況等が生々しい。
二千万円以上のお金を持っていたりするのにひっそり亡くなっています。
春山さんのプロデュースされた介護施設も複数紹介されていますが検索すると月額費用がとんでもないのでお金持ち専用ですね。
とてもじゃないけど庶民が入れる所じゃありません。
庶民は老いを自宅で生きるしかなさそう。
私は施設や共同生活は苦手な方なのでよほどじゃない限りは老人ホームには入りたくありません…
春山さんの先を見通す能力がとにかくすごいと感じられました。
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人生でいちばん輝くとき 定年後のGoodTime
著者 春山満
発行人 長尾浩章
発行所 株式会社週刊住宅新聞社
2003年10月26日初版発行
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