脊髄性筋萎縮症の海老原宏美さんの本。
体の筋肉が衰え、人工呼吸器を使いながらもパワフルに生活している方です。
絵と文章があっていてとても読みやすい本です。
若者向けですがどの年代の人にも受け入れやすい絵と文です。
障害の考え方がナルホドと思いました。
古い障害の考え方→階段しかない建物に入れないのは、あなたが車いすに乗っているせいです。
新しい障害の考え方→車いすの人が入れないのは、階段しかないこの建物のせいです。
建物側に視点を置くのは新しいですね。
確かに障害を持っている人が入れないのなら建物が悪いのかも…
この考え方はわかりやすいので覚えておこうと思いました。
古い建物は金銭的に難しいかもしれませんが、今後作られる建物はバリアフリーが当たり前になってくるでしょうね。
障害を持った方に自然と配慮ができる人がどんどん増えたら良いですね。
------------
------------
わたしが障害者じゃなくなる日 難病で動けなくてもふつうに生きられる世の中のつくりかた
著者 海老原宏美
イラスト シライケン
発行者 木内洋育
発行所 株式会社旬報社
2019年6月10日初版第1刷発行
------------
------------