有我すずなさんの老いに関するコミックエッセイです。
漫画の素人から見てもわかるくらい全体的に絵が手抜きで雑。
画面も真っ白でスカスカ…
ずっと漫画を描いてきて50代でこの絵って酷い…と思いながら読みました。
せっかく加齢や老化といった良いテーマなのに生きていません。
50代の女性が主人公なのに主人公の絵が若い。
せっかく子供が「自画像にシワ描かないんスかー?」
って言ってくれているのに…
少しリアルに描いてシワのある絵で漫画にしていたほうがこの本のテーマには良かったかもしれません。
内容は普通すぎる…
べつに漫画で読まなくても…
いいよね…
って感じ。
全然ためにならなかったのでタイトルにひかれて読んだらがっかりするかも。
大ゴマ多様なので一瞬で読み終わるし。
担当の方と話していて「この本が剣道っていいなっていう感じになったら私泣きます」
と言われた事が書かれています。
うーん…この絵だと「剣道っていいな」という気持ちにはならない人の方が多いかな?
老眼だから手抜きというのは言い訳にしかならないよね。
としをとるのは素敵なこと…とは全く思えない本でした。
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としをとるのは素敵なこと
著者 有我すずな
発行所 株式会社イースト・プレス
2018年3月26日第1刷発行
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