闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

一日一絵 闘病絵日記366日

肢帯型筋ジストロフィーの野崎耕二さんが描いたすばらしい絵日記シリーズの一冊目。

1983年11月6日~1984年11月5日までの絵日記です。

 

描かれたモチーフの多さに驚きます。

「こんなに難しそうな物も描くの?」と思ってしまうような手の込んだ物をさらっと描かれる画力の高さにびっくり。

辻さんの奥さんが作ったアップルパイものすごく美味しそう。

花、海産物、果物…すべての品物に手描きのあたたかさが感じられます。

 

アベストアと西友がよく出てくるので検索してみたのですがどちらも今は無いみたいで残念。

一度行ってみたかったです。

 

「画材は選り好みせず、出会ったものを描く。一時間以内に仕上げる」

とあったのでこれだけの絵を一時間で…と感動しました。

 

日記の最後は「一日一絵一周年記念おめでとうございます」と書かれたケーキの絵。

このケーキも美味しそうでした。

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一日一絵 闘病絵日記366日

著者 野崎耕二

発行所 日本交通公社出版事務局

1985年11月1日初版発行

1987年4月10日第3刷

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