食べることに苦労をしている5人のお話。
秋の場合は神経性やせ症
ジュンの場合は神経性過食症
ケイスケの場合は食物回避性情緒障害
サトシの場合は選択的摂食
ユリの場合は機能的嚥下障害
等それぞれ違った摂食障害です。
普通の摂食障害の本だとアキの神経性やせ症やジュンの神経性過食症を扱うことが多いので勉強になりました。
機能的嚥下障害という障害があることすら知らなかったよ。
硬いもの(かたまり)が食べられないとか食の幅が狭くなって辛いだろうな。
決まったものしか食べられない人は周りに普通にいたりするので障害だったのか…と驚きました。
好き嫌いが多いんだな…くらいとしか思っていなかった…
この本を読まなかったら一生好き嫌いの多い人と思っていたでしょうね…
それにしてもケイスケの作画がひどくてなんとかしてあげたい。鳥ガラ並みのガリガリぶり…
見た目で摂食障害とわかる人は一握りなんだなと感じた一冊。
わかって私のハンディキャップ3 摂食しょうがい 食べるのがこわい
著者 ブライアン・ラスク ルーシー・ワトソン
監修 作田亮一
訳 上田勢子
絵 松田シヅコ
2016年1月20日第1刷発行