闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

マンガでわかる発達障害の僕が羽ばたけた理由

イギリス人の父と日本人の母との間に生まれた栗原類さんが主人公。

父母は結婚しておらずシングルマザーとして育てられたとか。

結婚していない…と聞くとあっ⁽お察し⁾と思ってしまうのはどうしようもない。

父親って奴は…

 

類さんはかなり恵まれているので実際に発達障害で悩んでいる人がこの本を読んだら自分との違いにがっかりするのでは…

顔よしスタイルよし、語学もできて芸能活動をしている人と一般人を比べたらダメなことはわかりますが。

類さんもそこはわかっていて

「僕はおそらくこの仕事(芸能関連)でないと生活できていません」

とはっきり書いています。

芸能人だと売りになるであろう発達障害の症状も一般企業ではデメリットでしかないですからね…

ADDの人が実際に芸能活動をしようと思えば相当な壁があると思うので小さいころから芸能活動をしていた類さんは相当恵まれていたと思います。

普通の人にはマネージャーはつかないので自分の管理は自分でやらなきゃいけないし…

 

全体的に母子ベッタリすぎかも…

母子家庭ならではなのかもしれませんがいい大人の男性なのに母親との距離が近い。

いくら発達障害でもこれはちょっと…と思うことがたくさん。

とてもいいお母さんだということがとてもわかるだけに厳しい。

母が旅行などで家をあけて一人暮らしの訓練はしているようなので今後はベッタリではなくなりそうな予感はします。

 

マンガの絵はとてもかわいいのですが類さんだけがやたらきれいに書かれていてあとのモブは適当な作画なのが作者のひいきが感じられました。

「僕が羽ばたけた理由」

という理由部分はぼやっとしているのでこの本からは感じられませんでした。

あえて書くとするならば「母の理解とまわりの理解」ですかね?

もともと文章だけの本を漫画にしているので元の本も読んでみようかと思います。

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マンガでわかる発達障害の僕が羽ばたけた理由

著者 栗原類

画 酒井だんごむし

発行者 川金正法

発行 株式会社KADOKAWA

2017年12月8日初版発行

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