広島の原爆で生き残ったピアノ、被爆ピアノが主人公。
ピアノが話すのですごく不思議な印象。
みさちゃんという女の子とおねえさんが愛したピアノだったのですが原爆によって壊れ、音を出すことも無くひっそりと現代まで保存されていました。
処分することなく保存されていた事が奇跡です。
その後、６０年の月日がたち、みさちゃんはおばあさんになりました。
そのみさちゃんが矢川ピアノ工房へピアノを預けることから被爆ピアノが誕生します。
８月６日に被爆ピアノで「被爆ピアノ 平和コンサート」が開かれ、その後も市民に愛されているピアノが幸せそうでした。
巻末には被爆ピアノについてのまとめがあります。
かなり詳しく書いてあり、写真もあるのでわかりやすいです。
ＣＤもついているのでより被爆ピアノについて理解できます。
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ヒロシマのピアノ
文 指田和子
絵 坪谷令子
発行者 佐藤徹哉
発行所 文研出版
２００７年７月３０日第１刷
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