主人公はかわいい女の子のリサ。
夜中に目を覚まし、トイレに行くもおしっこが出ません。
体中が痛くて泣くことも出来なくなります。
特に病名はでてきません(病名不明)が尿がでないということは腎臓系の病気だったのかもしれません。
リサが病院で不安になっているとお月さまに目がとまります。
月が「だいじょうぶ。きっと、げんきになるって!」と励ましてくれるような気がしてリサは勇気が出てきます。
お話の途中で看護師さんが注射をがんばった「ごほうび」に可愛い栞をくれたのですが、裏表紙にはこの栞が載っています。左手と右足を骨折して松葉杖を突いて歩いているくまさん…
これは「かわいい」栞なのでしょうか…?外国の人の感性って不思議。
その後、お医者さんの適切な治療でリサは元気に回復してハッピーエンドです。
病気になってしまった子供が不安に思う気持ちに寄り添った可愛い絵本でした。
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げんきになるって!リサがびょういんへいったとき
作・絵 アン・フォッシュリンド
訳 菱木晃子
発行者 岩崎弘明
発行所 株式会社岩崎書店
発売日 1996年7月15日
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