約束のネバーランドのマンガ完結後の世界を書いた小説版です。正直言うとこれを原作漫画で見たかったな~と思いましたが小説でその後が書かれただけでも良しとしますか…
エマが記憶喪失になっているのでエマの「想い出」をみんなで語っています。メインは孤児院のハウスでの思い出になるので平和というか激甘というか…原作の死ぬようなバトルの思い出は少ないのでそこはもったいないかも…
(ドンとギルダの鬼との闘いの頑張りは素晴らしかった)
ノーマンの風邪ひきエピソードは前小説でも書かれていたのでネタの使いまわしはがっかりです。
たくさんの子ども達を見捨てて見送ってきたレイにはもっと罪悪感で苦しんでほしかったけどさらっと「昔は酷かったけどそれを乗り越えて良い人になってしまった毒の抜けた人」っぽくなってしまってもったいない。
アニメ二期さえしっかり作っておけば鬼滅の刃に負けないコンテンツになったのになといまだに引きずっています。
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約束のネバーランド ~思い出のフィルムたち~
原作 白井カイウ
作画 出水ぽすか
小説 七緒
発行者 北畠輝幸
発行所 株式会社集英社
2020年12月9日第1刷発行
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