地下鉄のサバイバル2巻目です。
ジオ、ピピ、ケイ、ウィルソン捜査官がテロリストと闘います。ノウ博士との食事会に参加するだけでテロ事件に巻き込まれるジオが気の毒。巻き込まれたケイはジオには厳し目ではあるものの根が善人なのでテロに対しては相当怒っています。
爆弾が設置された地下鉄という閉鎖空間でのサバイバルなので全体的に重苦しい雰囲気です。脱線事故を起こした他の列車からの回避方法などもしっかり書かれていました。
サバイバル科学知識の中では世界の地下鉄テロ事件を紹介しています。「ロンドン同時爆破テロ」「モスクワ地下鉄爆破テロ」「地下鉄サリン事件」などが紹介されています。「なぜ地下鉄テロを起こすのでしょうか?」と犯人の気持ちがわかるよう紹介されているのが印象的。(もちろん絶対に許されてはならないと書かれています)
あやしい男性はアロンとダロン。顔がそっくりなので双子?ダロン兄さんとアロンがいっていたのでダロンが兄みたいです。
次のターゲットは「ベルリン」と近い犯罪への予告が語られてエンド。ジオがベルリンに行った時に何かに巻き込まれる予感…
----------
----------
地下鉄のサバイバル2 科学漫画サバイバルシリーズ
文 ゴムドリCO.
絵 韓賢東
発行者 橋田真琴
発行所 朝日新聞出版
2022年2月28日第1刷発行
----------
----------
----------