新潟県の小さな小学校に三頭の子牛が生徒のかわりに入学し、牛の世話を通して獣医になりたいと志す少女の物語。
獣医になりたいと聞くと、犬や猫やペットなどを診察したいというイメージがあるのですが主人公のともみさんは家畜を診察する獣医を目指しています。
小学生なのにみんなで「大きくなったら出荷される」と知っている牛を懸命にそだてている姿はとても美しい。
私だったら「出荷される」とわかっていたらそんなに一生懸命にお世話はできないかもしれない…(むしろ出荷したくないからご飯とか減らしてしまうかもしれない…)
私よりこの絵本の子供達の方がずっと大人でした…
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夢は牛のお医者さん
作 時田美昭
絵 江頭路子
発行者 塚原伸郎
発行所 株式会社小学館
2016年6月28日初版第1刷発行
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