漫画のはたらく細胞を子供向けに絵本に書き直してある本です。内容はほぼ原作通りですが原作の流血表現が減っているのでお子様でも怖くなさそうです。
一話目は「インフルエンザ」のお話です。
インフルエンザウイルスがぞろぞろやってきた体内で白血球やマクロファージさんやキラーT細胞が頑張っています。
体の本人も発熱や発汗、食欲減退などインフルエンザの症状が出はじめていて辛そうです。
ナイーブT細胞の成長物語が見どころでした。
二話目は「食中毒」のお話です。
赤血球と白血球が仲良く胃の見学をしていると白血球のレセプターが反応し白血球達は腸炎ビブリオと闘います。
アニサキスは寄生虫であり細菌ではないので白血球では倒せません…そこで足手まとい扱いをされていた好酸球がたった一人でアニサキスに立ち向かいます。
一撃でアニサキスを倒した好酸球に仲間の細胞は称賛の拍手を送ります。テレまくっている好酸球がものすごくカワイイお話でした。
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絵本はたらく細胞2 超強敵!インフルエンザと食中毒
原作 清水茜
作 牧村久美
医療監修 原田知幸
発行者 鈴木章一
発行所 株式会社講談社
2021年6月4日第1刷発行
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