1980年2月、岐阜市にある国立療養所長良病院あかつき病棟に入院中の筋ジストロフィー患者12名によって結成したバンド、サンライズの歩みがまとめられている本です。
メンバーの一人の中に、以前読んだ本「春を待つこころ」の今井隆裕さんがいらっしゃいます。
音楽バンドという事で楽譜が沢山掲載されていますが、私はほとんど楽譜が読めないので残念…なのですが、一部youtubeで聴くことができるのでネット環境があればサンライズの音楽を楽しむ事が出来ます。
「リンドバーグの翼」は聴いていると元気ができます。
音楽が出来る人って本当に凄い…!
筋ジストロフィーの為、手足の機能がどんどんと衰えていくという問題も補助具を工夫したりそれぞれが音楽を楽しんでいる様子が伝わってきます。
途中でお亡くなりになるメンバーもいたりするのですが、落ち込んでばかりではなく、前向きに音楽と取り組む姿が印象的でした。
音楽っていいなあ、と思わせてくれる本です。
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生まれたての朝陽のように サンライズ10年の歩み
編者 サンライズ
発行者 永井晴彦
発行所 株式会社エフエー出版
1992年10月1日発行
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