不老不死の火の鳥に運命を狂わされている人たちを描いた漫画です。
清盛は肺炎で苦しんでいますが吹子が火焔鳥(火の鳥)の血を飲ませるも死亡…吹子が最後には清盛を愛していたという事実がわかっただけでも清盛は救われたのではないでしょうか。
戦災孤児のヒョウタンカブリは鼻の赤あざで実父が判明しますが実父をすぐに殺してしまいます。その後自分も義経の命令で側近に殺されます。なんともかわいそうな人生です。
ヒノエの窃盗症は無事に治って安心しました。
乱世編は時代のせいか誰も幸せにならなかったので読んでいてなんとも言えない気持ちになりました。
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著者 手塚治虫
発行者 伊藤章彦
発行所 株式会社講談社
1983年12月20日第1刷発行
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