火の鳥のヤマト編と宇宙編がまとめられています。
ヤマト編は古墳から昔の人の人生を想像する流れになっていてとても面白い始まり方です。主人公のオグナがなかなかの美男子でカジカと共に幸せになって欲しかった。死に際に心でオグナとカジカは結ばれるのでハッピーエンドと言えるかもしれない。
宇宙編は小さいころに読んで微妙にトラウマになったお話ですが大人になって読んでもキツイ話です。不老不死の火の鳥の血で若返ったり老いたり死なない牧村の人生が悲惨。牧村を慕うナナは献身的すぎてうっとおしいと思ってしまった。残酷な牧村なんか捨てて地球に帰った方が幸せだった気がする。ダメ男に献身的に使える女は嫌い。
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著者 手塚治虫
発行者 野間省一
発行所 株式会社講談社
1980年8月20日第1刷発行
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