拓野さんご自身は文章をまとめたりすることはできないのでお母さまがまとめています。
お母さまの真理子さんは四人の男の子を育てています。
この本ではお父様の影が全く見えなかったのですが「夫の実家に帰省」という言葉も出てくるので夫婦仲は良いのかも?
形質細胞性白血病は多発性骨髄腫という病気の仲間で、その特殊なタイプだとか。
とにかく「まれ」という言葉が良く出てくるのでカウントしそうになりました。
幡野広志さんが撮影された拓野さんの笑顔写真が掲載されています。
幡野さんは多発性骨髄腫ですが、「タイプは違うものの同じ病気」と書かれてあったので「多発性骨髄腫」のカテゴリーも加えました。
拓野さんの気持ち等は本人が伝えられないためにあまり書かれていないのですが、明るい雰囲気での闘病生活という事が伝わってきます。
中畝治子さんのイラストによる案内も本人にそっくりで楽しいです。
141ページに誤字があります。 形質細胞背白血病→形質細胞性白血病
一番大事な病名の誤字なので2刷が世に出る際にはなおしていただけると嬉しいです。
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著者 玉井真理子
写真 姫崎由美 幡野広志
イラスト 中畝治子
発行者 髙橋淳
発行所 株式会社生活書院
2019年6月20日初版第1刷発行
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