闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

名探偵コナン 84

名探偵コナンには多くの病気や障害が出てきます。

「FILE.6 ギスギスしたお茶会」「FILE.7 ゼロ」「FILE.8 高速の飛沫血痕」では「虫垂炎」と「インフルエンザ」が話のキーポイントとして出てきました。

 

毛利小五郎の妻、毛利英理が「急性虫垂炎」で入院した事から物語が始まります。

当たり前のように入院している病院で殺人事件が起こります。

高坂樹里(42)を見舞いに来た須東伶菜(42)が紅茶を飲んだ後に死亡するのですが…コナンをずっと読んでいる人ならすぐに犯人が想像できます。

紅茶の用意が出来た「高坂樹里」が犯人でしょ?とか思いながら読むとやっぱりそうでした。

高坂樹里は自分の息子にインフルエンザをうつした須東伶菜(実際にはうつしたのは須東伶菜の息子)を心底恨んでおり殺人に至ったという結末。

高坂樹里の偉い所は実際にインフルエンザを我が息子にうつした須東伶菜の息子ではなく伶菜を殺している所でしょうか…

(こういうのは偉いとは言わないのか?)

 

息子の受験の失敗を恨んで殺人とかバカみたいだなあ…と思いました。

実際に受験を失敗した樹里の息子が伶菜の息子を殺すのはわかりますが…息子の受験の失敗の恨みを親が果たすのは違うんじゃないかなあ…

(高坂樹里の息子が出てこなかったので実際にはすごく恨んでいたのかもしれませんが…)

 

まあコナンの世界なので殺人は日常なんでしょうけど。

 

この単行本は最初にカラーページがあってとてもキレイです。

次巻からは「緋色」シリーズが始まります。病気や障害がバンバン出てきそうな予感がするので楽しみ。

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名探偵コナン 84

著者 青山剛昌

発行者 佐上靖之

発行所 株式会社小学館

2014年7月23日初版第1刷発行

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