今回のサバイバルシリーズは生々しい話が多いので最初に注意書きが入ります。
「(略)なお、本書には地下鉄内の事故や火災の描写が含まれております。小さなお子様には精神的なストレスになる可能性もございますので、お子様のご年齢などに応じ、保護者と一緒にお読みいただくことをおすすめいたします」
……だそうです。
ノウ博士から招待された食事会に行こうと地下鉄に乗ったジオとピピと偶然乗り合わせていたケイが地下鉄のトラブルに巻き込まれるお話。
ジオは地下鉄で心臓発作で倒れたおじさんを駅員がAEDで助けるのを見て感心したり、視覚障害を持ったお兄さんを助けたり、地下鉄でいろいろな出来事に遭遇しています。
電車内では不審なおじさんが暴れ、油に火をつけ火事になります。閉ざされた空間の火災は怖いです。電車に火をつけたおじさんは無事につかまりますが、実際にはもっと危険なテロリストが一緒に乗っておりハイジャックまでされてしまいます。
サバイバルシリーズの大人はろくでもない大人が多いなあ…と読むたびに関心?します。
ピピがお菓子と飲み物を電車内でこぼしてしまっても誰一人片づけを手伝う事も無く、ピピとジオを言葉で攻めていて酷いと思いました。反省して片づけているのにキツイ言葉を投げかけるだけで手伝いもしない韓国の大人たち…これは読んでいて心が痛いページでした。
↓↓↓↓ 以下は心が痛む韓国人大人たちの酷い言葉 ↓↓↓↓
「あれ?床がどうしてこんなに汚れているんだ?」
「誰かが車内で何か食べたみたい」
「もう、常識がないわね!いったい誰なの!」
「あの子たちの仕業かな?」
「あわてて片づけてるのを見ると君たちだね」
「多くの人が利用する公共交通機関の中を散らかすなんて!」
「あらまあ!お菓子に飲み物、パーティーでもしたのかしら!降りる前に全部片付けられるの?」
………言葉が酷すぎて辛い。「降りる前に全部片付られるの?」っていうくらいなら片づけを手伝ってあげなよ…
次巻に続きますが死者が出ずにきれいに終わってくれることを祈ります。
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地下鉄のサバイバル1 科学漫画サバイバルシリーズ
著者 文 ゴムドリCO.
絵 韓賢東(ハンヒョンドン)
発行者 橋田真琴
発行所 朝日新聞出版
2021年12月30日第1刷発行
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