国境なき医師団の博士を助けるためにチウ、アラ、セリマがジャングルを探検することになる話。ボランティアで来た博士はスコールやたつまきにより怪我で破傷風になり、けいれんで苦しむので踏んだり蹴ったりです。
仲間のセリマは人食い族の末裔(本人は人は食べていません)。子供向けの本でカニバリズムが出てくるのは珍しい。
主人公のチウがデリカシーが無いタイプなので好きになれない。女性に向かって「アラは寒い12月に生まれたから背が低くぽっちゃりしてるんだ」と言い放ちます。アラも今時流行らない暴力女なのでお似合いかもしれません。
巻末のおまけマンガで作画の李泰虎さんが高所恐怖症という事がわかります。高所恐怖症でなくとも作りの甘いキャノピーウォーク(吊り橋)を歩くのは怖い。
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ジャングルのサバイバル1 冒険の始まり 大長編サバイバルシリーズ
著者 文 洪在徹
絵 李泰虎
発行者 須田剛
発行所 朝日新聞出版
2017年4月30日第1刷発行
2017年6月30日第3刷発行
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