精神科に勤務する新人ナース太田さんが主人公。
メンタル落ちている時に人にぶつかってもあやまらず物にぶつかってもなおさず駅でおじさんがぶつかってきただけで肘で反撃するメンタルがちょっと…な女性。
タイトルからしてノンフィクションと思って読んだのですが事実を含んだフィクションでした。
作者の水谷緑さんが取材で聞いた事を漫画に描いた他人のネタです。
私はネタバレ防止のため内容を検索しない派なので最後まで読んで「実は取材でした」的なあとがきを読んでガッカリしました。
最初に取材を元にしたフィクションです、と書いておいて欲しいですね。
⁽後ろの方にちらっとフィクションとは書いてあります⁾
しかも「精神科っておもしろそー、私も心の病あるのかな」とずいぶん気軽な感じで漫画にしている…
そんな気軽な感じでネタにされた患者さんがかわいそうすぎる。
患者さんのお話はわりと精神病院あるあるなのではないでしょうか。
別に漫画で読まなくてもいいかな…というお話が多かったです。
それにしても精神科の看護師さんって大変。
心の問題に付き合うとか自分が疲れそう…
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精神科ナースになったわけ
著者 水谷緑
発行人 堅田浩二
発行所 株式会社イースト・プレス
2017年4月17日初版第1刷発行
2017年11月19日初版第10刷発行
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