15歳の時に急性リンパ性白血病と診断された池田泰佑さんが書いた闘病本です。
保健室の先生に「首はれてるから病院行ってき」と言われてその後きちんと病院に行っている事から白血病がわかります。
保健室の先生かなり凄い人なのでは…?
関西弁の文章が軽快で一気に読めてしまう名作です。
15歳なので学校があったり受験があったり、環境がどんどん変わっていく中、冷静に自分を見つめなおしつつ正直な気持ちを日記に書いている所が好印象です。
未成年なのにタバコ・お酒・賭け事をするのはダメですが、池田さんの場合だと病気と闘うエネルギーになっているので良い効果があるのかも。
池田さんはお兄さんからの末梢血幹細胞移植をしています。
移植の後の苦しさも日記にまとめてあってこれだけの苦しみを味わうのか…と思いましたが気迫で乗り越えています。
その後の池田さんはきっと元気に仕事をしているだろうな…と思える一冊でした。
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わかったか、白血病。相手みてからけんか売れ 15歳の元ヤンキー闘病日記
著者 池田泰佑
発行者 清水能子
発行所 株式会社メディアファクトリー
2002年3月15日初版第1刷発行
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