子どもの頃に読んでいた「火の鳥」を改めて読んでみると病気や障害について意外と多く語られているので読みこんでみることにしました。
火の鳥1「黎明編」では「破傷風」にかかり死にかけているヒナクを助ける為に「火の鳥」を仕留めようとするヒナクの夫「ウラジ」が死ぬところからはじまります。
ウラジは火の鳥の怒りで死亡するのですが、ヒナクは「グズリ」という他国の医師の力により助かります。
その後はグズリの裏切りでヒナクの村が壊滅し、弟の「ナギ」が他国の「猿田彦」と共に暮らし友情(親子愛に近い?)を深めていく…という流れになります。
火の鳥では不老不死に興味のある人と興味の無い人は極端に分かれます。
美を愛するヒミコは火の鳥を切望していますが弟のスサノオは全く興味を示しません。
火の鳥がものすごく美人(美鳥)で驚きます。
実際に永遠の命を手に入れたらどうなるか考えたら怖いですよね。
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著者 手塚治虫
発行者 野間省一
発行所 株式会社講談社
1978年7月25日第1刷発行
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