闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

人生の目覚まし時計が鳴ったとき

肝臓がんの山下弘子さんが書いた本です。

表紙はとても美しい山下さんの写真。

お亡くなりになった後に読んでいるので真っ白なワンピースが悲しいです。

 

家族に恵まれ友人に恵まれ…金銭的にも不自由はなさそうで闘病生活は愛に溢れています。

 

2012年の9月に肝臓がんが見つかったあと、すぐに恋人に別れを告げています。

彼の人生を彼に返してあげなければ…と書いているのですが、その後マッチングアプリで見知らぬ男性(その後のご主人)と会っているので矛盾が気になりました。

当時の彼氏が可愛そうすぎます…きっと山下さんを本当に好きだったと思うのに。

(その後知り合ったご主人の書いた 最後の「愛してる」 にマッチングアプリのお話は書かれているので気になる方は読んでみてください)

病気が分かってからもずっと支えてくれていた彼氏を自分からふっておきながらマッチングアプリで新たな彼氏を見つけているって結構酷い…?

別れを告げられた彼氏さんはどんな気持ちで山下さんの結婚話を聞いたのでしょうね。

(結婚時はすでに山下さんは有名だったので絶対に元彼氏さんの耳にも入っているとおもわれます)

 

19歳で肝臓がんと診断され辛い生活だとは思うのですが、講演会などで充実した生活を過ごしていたのでその点は好印象でした。

がんを持つ人への接し方などがよくわかりました。

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人生の目覚まし時計が鳴ったとき

著者 山下弘子

発行者 郡司聡

発行所 株式会社KADOKAWA

2015年2月25日初版発行

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