詩と絵がまとめられていてバランス良く読めます。
「君への贈りもの」の「君」が「誰」なのかによって詩の楽しみ方が変わってきます。家族、友人、恋人…など最初に「誰」をターゲットにするか書いてあると良かったのですがそこは書かれていません。
自由な発想で書かれた詩は全体的に優しい雰囲気です。中には「ナイフ」「言葉の針」「焦り」のような厳しめの詩もあります。
絵はデジタルで描かれています。オリジナリティある絵が多いですが、鳥の「オナガ」の絵は写真か絵を模写したものと思われるので元の情報を入れた方が良いのではないかと思いました。(著作権の問題もありますし)
詩と出会ったのは養護学校高等部2年の時とあとがきに書かれていました。小さい時から詩を書いていたのかと思ったので驚きです。
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君への贈りもの
著者 河端洋安
発行者 西俊明
発行所 有限会社海鳥社
2001年7月10日第1刷発行
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