ジェンダーの不平等により男性ばかり優遇されていた村で起こった実話をもとにした絵本です。
シャム・スンダル・パリワルさんの母はスンダルさんが子どもの時に毒ヘビに噛まれて死亡しました。その後、村長になったスンダルさんは自分の娘が亡くなった事をきっかけに女の子が生まれたら111本の木を植えてお祝いすることを提案します。
児童婚がはびこり男女平等ではない国で苦労しながらも周りに受け入れられてくスンダルさんの努力が素晴らしいです。
大理石工場が自然を壊している事に早くから気が付いている目の付け所が素敵です。
日本の感覚だと111本の木を植えるのは多いと感じますが土地が広いインドでは問題ないのでしょうね。
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111本の木
文 リナ・シン
絵 マリアンヌ・フェラー
訳 こだまともこ
発行者 安藤雅之
発行所 光村教育図書株式会社
2021年1月30日第1刷発行
2022年4月5日第2刷発行
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