爪にマニキュアを塗るのが好きな「ぼく」が主人公。色とりどりになった爪が好きということですがさすが外国のお話。小学生と思われる「ぼく」ですが普通に学校にマニキュアを塗っていける環境がすごいですね。日本の小学校ではマニキュア禁止な所がほとんどでしょう…
外国とはいえ男の子がマニキュアを塗るのは異例のようで学校の男の子に「つめなんかぬっちゃって。女の子がするものだぞ」とはやしたてられます。
くよくよする「ぼく」でしが誕生日に学校へ投稿するとクラスメートと先生がマニキュアをぬって出迎えてくれます。クラスメートがみんな優しい。
マニキュアを通じてジェンダーについて考えさせられる絵本でした。
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色とりどりのぼくのつめ
文 アリシア・アコスタ ルイス・アマヴィスカ
絵 ガスティ
訳 石井睦美
発行者 湯地修治
発行所 光村教育図書株式会社
2022年12月25日第1刷発行
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