発熱で寝ている子供を見守る誰かからの目線で描かれた絵本です。この誰かは多分親なんでしょうね。
「コドモもつらいけどオトナもたいへん」のあたりからちょっと説教臭いかな…と思いながらページをめくりました。コドモからしたらオトナの事情なんてどうでもいいでしょう。
子供が熱で寝ているところに付け込んで懺悔するみたいなところもあって疲れました。
「ちょっとのしっぱいでキミにつらくあたったこともあったね。でもわかってほしい わたしはキミをあいしているよ」
と言うDV男(DV女かもしれない)のようなセリフが特に受け付けない。
病気の子供に親の意見をぶつけるんじゃなくて元気な時に言ってあげなよと思いました。
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ねつでやすんでいるキミへ
作・絵 しりあがり寿
発行者 岩崎弘明
発行所 株式会社岩崎書店
２０１３年４月１日第１刷発行
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