13歳の女の子ケイが強迫性障害と向き合う本です。
日本でも最近増えてきているという強迫性障害ですが子供の強迫性障害は大人とは違った辛さがありますね。思春期に周りと違うというだけでもツライ。
このケイの場合は心配になったり不安になったりしたら何かを四回たたくことがメインの儀式となっています。
音の出る儀式は他人からの目があるため辛そうです。
37ページの「学校で助けてほしいことと」⁽学校で助けてほしいことの誤植?⁾は為になりました。
その中の「クラスの友達が理解できるように、メンタルヘルスとOCDについての授業をしてください。でも「わたし⁽当事者⁾にOCDがある」ということは授業でみんなに知らせるのはやめてください。
とあるのですが…たぶん周りは気がついてるよ…
神経質な人は儀式とかどうしても気になってしまうだろうし。
子供向けの本ですが強迫性障害を知りたい大人でも学べます。
わかって私のハンディキャップ1OCD⁽強迫性障害⁾ こだわりからぬけられないの
著 アミタ・ジャッシー
監修 上島国利
訳 上田勢子
絵 高橋由為子
発行所 株式会社大月書店
2015年11月20日第1刷
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