45歳で亡くなった乳がん患者が書いたリアルな日常本です。
本を読んでいたらわかるのですが、この作者はもう少し長生きできるチャンスがたくさんあったのですが自ら逃している感じ。
マンモグラフィーやエコーも撮って異常もあったのに二年近く放置していたり、手術を拒否したり薬を嫌がったり…
延命チャンスをみすみす逃していくスタンス…嫌いではないが読んでいてもったいないとしか思えませんでした。
かと思えば効きもしないような治療に高額をつぎこんだり…
ご自身の人生なので好きな治療を選ぶのは良いんですけどね…
あと先生に恵まれなさ過ぎて気の毒になりました。
普通がん治療の闘病記を書く人は先生に恵まれることが多いのですが…
本の中にはかえるのイラストがいっぱいです。
パッと手に取ったら闘病記とわからないかも。
かえるノート 乳ガンになって私が選んだ道。
著者 かえる
監修 花田 和典
絵 秋月 真由美
発行所 知玄舎
2007年5月16日 初版発行