名医が書いた病気の本だけあって丁寧です。
表紙と裏表紙が砂漠なのがもの悲しい…
慢性疲労症候群という病気のイメージが砂漠なのでしょうか。
あんまりなのでお花や草木などポジティブな表紙にしてほしい所。
からだが訴える心の歪み、と書いているだけあって心の問題がかなり書かれています。
確かに慢性疲労症候群はまわりから見たらうつ病っぽく見えるかもしれないけど心の問題は少し違うような気がします。
全く心に問題のない方も発病されているし本当に謎の多い病気ですね。
最近ではドキュメンタリーで特集されたりニュースになったりと慢性疲労症候群も皆様に知られてきた様子。
病名で深刻さがわかりずらいという事で病名変更の流れもありますね。
慢性疲労になりやすい性格、慢性疲労の予防と対策、という項目があるのですが慢性疲労は休めば回復しますが慢性疲労症候群は休んでも回復しないので意味ないんじゃないかなと思いながら読みました。
挿絵がとても可愛かったのでイラストレーターさんの名前を探したのですがありませんでした。残念。
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慢性疲労症候群 からだが訴える心の歪み
著者 保坂隆 野村総一郎
発行者 富永 弘一
発行所 株式会社新星出版社
1993年8月1日初版発行
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