闘病記しか読みたくない

闘病記しか読みたくない管理人「つばめ」のブログです。日本中の闘病記が読みたい。悪趣味だと言われようが闘病記や病気をテーマにした本から感じ取れる生への記録に感動している毎日。本の紹介はネタバレを含みます。道端のポスターの写真等を撮るのも好きです。すべての写真は自分で撮影しているものです。

Stage For~ 舌がん「ステージ4」から希望のステージへ

堀ちえみさんの舌がんの闘病を記録した本です。

舌がんだけではなくリウマチ・突発性重症急性膵炎・突発性大腿骨頭壊死症・食道がん等たくさんの病気との付き合い方がまとめられています。

 

堀ちえみさんの舌がん発表は衝撃だったのでブログやニュースなども見ましたが芸能人だけあってテレビで見ていた時にはがんとは思えませんでした。

さすがプロです。

 

舌がんがステージ4まで進んでしまったのは、リウマチの薬の副作用で口内炎ができる事があるのを知っていたので「副作用だな」と思い込み検査をしなかった事が大きな原因でした。

口内炎とは比べ物にならないくらい痛いはずなのに検査をしなかったのは何故…

(医者も相談を受けているのだから検査くらいすすめたら良いのに!)

もっと早く検査をしていたらステージ4まで進むことはなかったはず。

 

二回の離婚を経験されているからか、全体的に「私は愛されています」アピールが強いと感じました。「主人が~」「娘が~」「息子が~」となにかにつけて家族からの愛されアピールがちらつきます。

特に「主人」という単語がものすごく出てくるので一人で闘病していたり、家族の援助がなく孤独に闘病している人が読んだらイラっとするかも…

そして芸能人だけあってお金の苦労話は出てきません。

これだけの治療をしたらすごくお金がかかりそうなものですが…

 

舌がんの治療方法などは少ししか出てきませんので舌がんについて学びたい、と言う人には向かないかもしれませんが、堀ちえみさんが好きな人にはお勧め。

私はリアルタイムでスチュワーデス物語を見ていたので、まさかこの本に出てくるとは思わず懐かしい気持ちになりました。

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Stage For~ 舌がん「ステージ4」から希望のステージへ

著者 堀ちえみ

発行者 久保田榮一

発行所 株式会社扶桑社

発行日 2019年10月25日初版第1刷発行

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