主人公は猫の「チャーちゃん」
元気よく死にかけています。
死にかけなのに踊っています。
生きていたときは走って遊んで走っていたので死ぬと踊るの違いはわからないチャーちゃん。
死んでも生きてもぼくはぼく、というチャーちゃんが勇ましい。
死にかけているチャーちゃんですが悲しんでいるパパとママに「踊ればいいのに」と言います。
いつかパパとママもこっちに来るので「なんで悲しいの?」としれっというチャーちゃん。
元気よく死にかけているチャーちゃんを見て「死も悪くないかもな」と思える大人向けの絵本でした。
猫のチャーちゃんが可愛いので猫好きにも楽しめそう。
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チャーちゃん
著者 保坂和志
画家 小沢さかえ
発行 株式会社副音館書店
2015年10月15日初版発行
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