日本・中国・韓国の絵本作家が手をつなぎ、子どもたちにおくる平和絵本シリーズ、との事ですがこういうデリケートな話題を三つの国で同時に扱うのは少し問題がありそうな気がしないでもない…
昔は日本と中国と韓国もいろいろあったじゃないですか…
日本なら日本、中国なら中国、韓国なら韓国、と分けて考えた方が良い気がします。
「戦争をしない、爆弾を落とさない、家や街を破壊しない、宗教の自由」という事がわかりやすく書かれています。
ラストあたりでは唐突に子供たちが画面いっぱいに現れパレードをして「平和って僕が産まれて良かったっていう事、君が産まれて良かったっていう事、君と僕が友達になれるっていう事」と締めくくられます。
戦争中でも子供同士で友達になれるじゃないですか?私はどうしても友達になることが平和だとは思えませんでした。
ずいぶんザックリした平和ですがわかる人にはわかるのでしょう。
友だちになる=平和という考え方はあまり好きではないかも。
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日・中・韓平和絵本 へいわってどんなこと?
作 浜田桂子
発行 株式会社童心社
2011年4月1日第1刷発行
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