前回に続き噴火に追われたヒナクとグズリが地下に閉じ込められる所からはじまります。
一緒に閉じ込められた獣らと協力し穴を掘るも、結局は地下に閉じ込められたまま絶望するという救いようのないお話…
ヒナクは絶望のあまりか気が狂ってしまいますがなんとか生きてはいる様子。
そうしている間にも地上ではヒミコがどんどん老いぼれていき、乳がんで死亡します。実際には乳がんで死亡とは書かれておらず「お乳の所に腫れものが…」という表現になっているのですが明らかに乳がんです。
主人公と思っていたナギが意外とあっさり死んでしまったので驚きました…
最後は出ることはできないと思われていた崖をヒナクとグズリの息子「タケル」が登り切り、新たな世界へ旅立って終了。
希望が持てる終わり方で良かった。
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著者 手塚治虫
発行者 野間省一
発行所 株式会社講談社
1978年7月25日第1刷発行
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