表紙は気持ち悪い綾波レイ。
体を蝕まれているという描写なのですがこの絵は不気味…ページをめくった時に現れる白いワンピース姿(下着?)に赤いサンダルのレイの絵が表紙なら良かったのに。
今回の登場人物たちも右往左往していて気の毒になります。
レイは自爆して新しいレイに生まれ変わりましたが性格がまた元に戻ってしまって残念です。少しずつ可愛らしい性格になってきたのにね。
シンジはレイが死んだ現実から逃れるためにカヲルの家に入り浸っています。
案の定過呼吸となりカヲルにキスまでされる有様。
突然のボーイズラブ展開に驚きました。アニメではそこまで二人は仲良くなかったので。
今回も出てくる登場人物ほぼクズだったので読んでいてイライラしました。
クズ代表の碇ゲンドウの他、リツコとリツコの母もバカすぎる…
リツコが「母娘そろって大バカ者だわ」とつぶやくのですがその通りです。
母娘そろって愛人になるなんて馬鹿の極み…まあ一番悪いのはゲンドウですが。
ゲンドウの見た目が良いのが罪深いです。
今回の単行本は登場人物の笑顔がほぼなく、うつろな目の人たちばかりだったので読んでいて重苦しい気持ちになりました。
作者の絵が上手すぎるので余計に重苦しく感じたのかも?
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新世紀エヴァンゲリオン 10
漫画 貞本義行
原作 カラー・GAINAX
発行者 新名新
発行 株式会社角川書店
2006年3月25日初版発行
2012年10月19日第25刷発行
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