ユニバーサルデザインスポーツについてまとめらている本です。
写真と文字のバランスが良いのでサクサク読めました。
ユニバーサルデザインスポーツとは?と聞かれてもいまいちわからなかった部分が多かったのですがざっくり言うと「みんなが楽しめるスポーツ」という意味なのですね。
障害者スポーツは英語でアダプテッド・スポーツという書き方をされるそうですがアダプテッド・スポーツは覚えにくいかも。
バリアフリースポーツや障がい者スポーツと言う方がすんなり理解できそうです。
障がい者スポーツにもドーピング問題がかかわるのには驚きました。
ご自身の障害で使う薬に試合では違法とされる薬物が入っているのはしょうがない気がしますが大事な事ですね。
オリンピックや大きな試合なのでドーピング問題が出てくるとがっかりするのでここらへんはきちんと対処してほしい所です。
①使用を中止
②同じ効き目で禁止薬物を含まない別の薬に変更
③治療目的であると申請し認められてから使う
という対処が現在あるそうですが③は難しそうですね…同じ種目で試合していて一人が有利になる薬を治療目的でも使っているならば不公平な気もします。
卓球バレーやハンドサッカー、ローリングバレーボール等の日本生れのユニバーサルデザインスポーツも紹介されています。
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みんなで楽しもう!UDスポーツ1 障がい者スポーツ・バリアフリースポーツ・UDスポーツ
監修 大熊廣明
編集 こどもくらぶ
文 稲葉 茂勝
発行者 佐藤 論史
発行所 文研出版
2019年9月30日第1刷発行
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