家族性痙性麻痺の日浦駿介さんの書が集めてある本です。
家族性痙性麻痺と書かれているものの、家族性痙性対麻痺という病名が一般的の様なのでカテゴリーは家族性痙性対麻痺でまとめました。
日浦さん作詞のCDがついており、中川あつおさんの歌、笑進笑明とサクラ咲けも聞くことができます。
良い曲です。
書は心に染みる系が多いです。悩んでいる人が見たら心に響くのではないでしょうか。
巻末に母の手記があります。
誕生から現在までの日浦さんの様子が事細かに書かれています。母の手記だけでもかなりのボリュームがあるので追加等をして一冊の本にまとめて欲しいくらいです。
家族性痙性対麻痺はかなり辛い病気だという事も分かります。
じりじりと体の自由が奪われていく様子が母の手記から伝わりリアルでした。
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笑進笑明 駿介命の書
著者 日浦駿介
発行者 唐澤明義
発行所 株式会社展望社
2007年10月31日初版第1刷発行
2009年1月15日第2刷発行
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